こんにちは!
今日は、「ヨガの効果とは?肉体面・精神面から【TEDから学ぶ】」と題して、ヨガの効能について学びを得るため、「What yoga does to your body and brain(ヨガが身体と脳にもたらすもの)」というテーマのTED動画を取り上げます。
Contents
今回取り上げる動画
タイトル:What yoga does to your body and brain(ヨガが身体と脳にもたらすもの)
時間:5分37秒
公開:2020年6月
要約
- ヒンドゥー教のパタンジャリが、瞑想文化を体系化し、ヨーガ・スートラとよばれる経典を作り、その中でヨガは「心の働きを制御すること」と定義される。
- 現代のヨガでは、身体ポーズ、呼吸法、瞑想が3つの核となっている。
- ヨガの利点は、筋力や柔軟性の向上、心肺機能の強化、健康増進など。
- 心理的効果や、うつ病などの心の病気にも効果があるが、何がどのように作用して効果があるか、研究でははっきりとわかっていない。
私も実はヨガ(ホットヨガ)歴がかれこれ4年になります。
始めたきっかけは、あまり運動が好きではないので、これならきつそうじゃないし続けられそうかなというところからでしたが、思っていた以上にハード…!
走ったり飛んだり技術的なことがいらなかったりするので、そのあたりのハードルは低いのですが、インナーマッスルを使ったり自分の重みを支えたり、地味に効く動作などが多々あり、終わるころには汗がびっしょり(ホットヨガだということもありますが)。
現代のヨガではレスリング風の要素が?
今我々が目にする現代のヨガでは、体操やレスリングの要素が取り入れられているようです。
確かに私もヨガをしながら、結構アクロバティックな動きもあるなぁと思いながらやっています。
肉体運動と精神運動の融合
この二つを兼ね備えた運動とかスポーツってありますかね?
私は恐らくヨガだけじゃないかなと…。
ヨガのレッスン中には瞑想もしたりしますし、体だけじゃなくてその訓練にもなっている気がします。
肉体運動といっても、他の運動に比べても、自分の体重を使ってやるなど、比較的負荷が少ないので、運動が苦手な人でもとっつきやすいものだといわれています。
ストレッチの効果
ストレッチによって、筋肉や靭帯など、あらゆる部分の水分量が増加するとのこと。
それから、柔軟運動をしたときなどに感じる痛み(私の場合は、もも裏とか、、、)が軽減されたりするようです。
確かにこれもベテランヨギーニ(ヨガをするたちのこと)たちを見てると、明らかに痛そうなこんなポーズとかしてても、へっちゃらそうですもんね。

水分量も増えると怪我をしにくくなりますし、年を重ねても足腰元気よくいられることができそうです。
今後のヨガの研究に期待!
ヨガの効果に関する研究はまだまだ十分ではないとのことですが、今後は、様々な病気との関連性や影響を調べて、強力な治療手段として期待されていくとのこと。
それでも、ヨガをやったことのある人ならわかると思いますが、かなりリフレッシュ感、スッキリ感を感じることができるので、それだけでもやってみる価値はあるものだと思います。
知っておくといいかもな単語
- codify:(法律・規則など)を成文化する
The Hindu sage Patañjali began to codify the ancient, meditative traditions practiced throughout India.
(ヒンズー教の聖者パタンジャリは、インド全土で実践されていた古代の瞑想の伝統を成文化し始めた。)
接尾辞「-fy」は「~化する、にする」という意味があります。
「code」は、「整理する、要約する」という意味があるので、「成文化する、体系化する」という意味ができあがりますね。
接尾辞「-fy」のつく単語には他にもこのようなものがあります。
clarify:明確にする(clear+fy)
classify:分類する(class+fy)
unify:統一する(uni (1つ) + fy)
「-fy」は「~化する、にする」という意味があるんだな、と知っておくだけで、わからない単語に出くわしても意味が予想できるからいいですね!
- meditation: 瞑想
- contemplation: 注意深く熱心に見ること、考えること
この動画ではどちらも瞑想という意味で使われていました。
meditationだけ見ると、「瞑想」とぱっと単語が出やすいですが、contemplationは「注意深く熱心に見ること」という基本的な意味があるので、ここではcontemplationの前に「spiritual」がついていました。
この単語があるだけで、瞑想のことかな?と予想がつきやすくなります。
- incorporate:取り入れる、組み込む
Over time, yoga came to incorporate physical elements from gymnastics and wrestling.
(やがてヨガは、体操やレスリングの身体的要素を取り入れるようになった。)
コーポレートと聞くと、「会社」のイメージがでてくるので焦りました。
でも、そのイメージも間違っていないようで、基本的なイメージは「一つの体に入れてまとめる」なので、「会社を設立する」という訳もあてられるみたいです。ほっ
- contemporary:現代の
ここでは、「contemporary studies(現代の研究)」という単語で使われています。
コンテンポラリーダンスとかいうふうにも使われたりしますので、聞き覚えはあるかもしれません。
- flexibility:柔軟性
これは体のことにも使えますし、人にも使えます。
We’re looking for someone with flexibility
(誰か柔軟性のある人探してるんだー。)
- ligaments:靭帯
私は、左膝の靭帯をやっちゃったことがあるので、この単語はもう忘れません。
当時働いていた会社の外国人が、なんちゃらL(エル)ってずっといってたので、恐らく私が損傷した箇所の靭帯のことを言っていたと思います。ACLだったかな??
おかげでこの単語はもう忘れません。
- elastic: 弾力のある、伸縮自在の
- differentiate: 差別化する、識別する
- reflex: (体の)反射
- constrict: 収縮させる
- severity: 重症度
- mobility: 運動能力
このmobilityは運動能力という意味もあるんですね~。
最近ではテクノロジー系の意味で「流動性」「可動性」なんかのほうでよく聞いたりします。
でも、基本的なイメージは同じですね。
知っておくといいかもなフレーズ
- makes it difficult to: ~するのを難しくする→to以下をするのが難しい
Its unique combination of activities makes it difficult to determine which component is producing a specific health benefit.
(その独特な作用の組み合わせにより、どの成分が特定の健康効果を生み出しているのかを判断することが難しくなっている。)
よく使われるフレーズですね!
会話でもよく使いますし、リーディングでもよく使われます。
difficult部分を変えれば、いろんなバリエーションでつかえますね。
easy, possible, hard ナドナド
- intoのイメージ
Twisting your body into yoga’s physical postures
これは英語っぽい表現…!
intoってなかなか訳すのが難しい単語ですが、イメージとしては「中へ入りこむ」というような感じなので、「ヨガのポーズにあてはめて体をひねる」???
つまり、「ヨガのポーズで体をひねる」ということですよね、なんてことはなかった。
まとめ

今日は、「ヨガの効果とは?肉体面・精神面から【TEDから学ぶ】」と題して、ヨガの効能について学びを得るため、「What yoga does to your body and brain(ヨガが身体と脳にもたらすもの)」というテーマのTED動画を取り上げました!
まだまだ明らかになっていない部分もありますが、ヨガの身体的、心理的効果は絶大で、今後は治療手段の一つとしても期待されているようです。
健康な体を持つ人にとっても、健康維持の面でとても効果的であるとのこと!
私も今後も定期的にヨガを行って、健康増進に役立てていきたいと思います~!