こんにちは!
今日は、podcast番組のバイリンガルニュースの、「子ども自立」というトピックを取り上げます。
Contents
今回取り上げるpodcast
タイトル:子ども自立(Topic 2)
時間:約34分
公開:2023年10月19日
今回は、2023年10月19日に公開されたトピックスの2番目を取り上げました!
子どもの自立に関する親の意識のお話です。
ヘリコプターペアレントは個人的に初めて聞いた単語でした。
特に難しい単語も出てこなかったですし、内容が入ってきやすい話題だったので、ぜひ聞いてみてください!
要約と学び
- アメリカの調査によると、子どもの自立の重要度の認識と、実際に子供に自由に行動させる時間との間に大きなギャップがある。
- 80%の親が子どもにとって大人の監視がない自由な時間が大切だと認識している一方、子どもだけで留守番をさせる親は58%、スーパーで子どもひとりだけで別の通路に行き商品を選ぶことを許可する親は50%、子どもだけで友達の家に行くことを許可する親は33%、子どもと友人だけでハロウィンのトリックオアトリートに行くことを許可する親は15%になった。
子どもが誰にも干渉されない自由な時間を持つのは大切と考える親が多い一方、実際に自由行動時間を与える親が少ない、というお話でした。
私は子供がいないのですが、甥っ子たちを見ていたりすると、私が昔していたように、放課後近所の子供と公園に行ったり、自分で学校に行ったりしていることはなさそう。。。
学校の登下校も友達としていましたし。
昔があーだこーだではなくて、犯罪のニュースも増えてきて、親たちの危機意識が高まっているのが理由なんですよね。
子どもの1人行動が禁じられる地域もある
欧米などでは、1人で留守番したり公園でひとりで遊んでいたりするのが何歳までは禁止、と明確に条例で決まっているところもありますよね。
私の住んでいる地域でも、そういうところがあります。
実際、以前私が働いていた職場の外国人が、彼が買い物していた何分かの間、2人姉妹で公園にいたとき、地域住民がそれを見て警察に通報されたという話を聞きました。
埼玉で子どもの留守番禁止条例について住民から批判の声があがっていましたよね。
これはまたちょっと行き過ぎた条例になっていたようですが、働く親世代の苦悩はまだまだ続きそうです。
イギリスの教育制度
Mamiさんが会話の中で、「イギリスの先生たちはよく子どもを見てくれている」と、Mamiさんのお子さんの学校の先生の話をしてくれていました。
日本だと型にはめがちで、そこからもれる学生を認めなかったり、指摘したり、変な扱いをする傾向にある。
「みんな違う」という意識が根底にあって、子ども個々のやり方や能力を見つけて伸ばしてくれようとしている感じがあるようです。
今の日本の教育スタイルについてはあまりわかりませんが、そういうイギリスの先生たちの意識の向け方があると、子どももストレスなくのびのびと成長できていけるのかなと感じました。
知っておくといいかもな単語
- helicopter parenting: 親の過干渉
自分の子どもの一挙手一投足をヘリコプターのように旋回しながら常に見張っている親のことを比ゆ的に表した言葉です。
上から監視するだけでなく、必要とあらば、降下してくる様子が想像できますね~。
具体的には次のようなものがあります。
・過保護、過干渉
・プレッシャーを与える
・必要以上の監視・管理をする
子どもを守りたい、もっと良い方向に導きたい、という思いからそのようになってしまうのは十分にわかる気がします…。
- gated community:ゲートコミュニティ
始めは ん??とわからなかった単語ですが、よくmamiさんの話を聞くと、「門や塀などで囲われた居住エリア」のことなんだとわかりました。
日本ではあまり一般的でない?かもしれませんが、欧米の大きな都市だとみられるようです。
そういう中でなら、あまり危険性を感じず、親の監視をうけない時間を子どもに与えることが比較的できそうな感じもします。
- respondent:回答者
- honk:クラクションをならす
- rebellious: 反抗的な
- archetype: 原型
- validate: 検証する
知っておくといいかもなフレーズ
- add up to ~:合計~になる、結局~ということになる
do these things add up to fill this gap?
(こういうの(前の文脈で話している、人の目を気にする行動)は結局このギャップを埋めることになるのかな?)出典:バイリンガルニュース
- never let the child out of their sight:子どもを彼らの(親の)視界から外にださない
これは、ちょっと気になった表現なのでメモしてみました。
letって本当に便利に使えますよね~。
会話ではletって本当にたくさん使う機会があります。
それからout ofも。
これを匠に使うとこんな英文がうまれるんですね。
とても感心してしまいました。笑
まとめ

今日は、podcast番組のバイリンガルニュースの、「子ども自立」トピックを取り上げました!
子どもの自立についての親の意識に関するトピックで、イギリスの教育やmamiさんの住んでるエリアのお話ものぞけてとても興味深いお話でした。
バイリンガルニュースは様々なトピックを取り上げているので、英語学習にはとてもおすすめです~!
ぜひ参考にしてみてください!